バズねたch

バズねたchでは世の中の面白い話や感動話などバズネタになる話を動画と一緒に紹介しています。

ブラック企業についてアンケートをとってみたら、半分近くの人がブラック企業を体験していてビックリ

世の中、どのくらいの人が、ブラック企業を体験しているのだろう

安倍首相が、働き方改革と一生懸命言っていて、私の周りの人も、大手の企業に勤める人たちは、

 

「会社で残業時間もキッチリ管理されていて、碌々残業も出来ない」

「土日はしっかり休まされるし、有休も消化させられる」

 

などとほざいている人がいるかと思えば、

 

働き方改革の名のもと、実はブラックなのに、ブラックであることを隠して働いている人も多くいるらしい。

 

今回は、世の中でどのくらいの人がブラック企業を経験しているのか、100人の方へアンケートをしてみた。

 

半分近くの人がブラック企業を体験している。

ブラックについてアンケートをとってみた結果が以下のグラフのとおりであった。

 

f:id:tsuka-2ka:20171110210526p:plain

 

なんと20代の人は7割以上の人が、ブラックと感じているのである。

 

それに対して50代ではブラックと感じている人は3割にも満たない。

 

まあ、50代になれば大体管理職や窓際族になるのだから当然とも思える。

 

ちなみに、ブラックかブラックでないかの割合は、ちょうど半分ずつであった。

 

f:id:tsuka-2ka:20171110211012p:plain

 

業種別でみてみると

ちなみに業種別でみてみるとこんな感じである。それぞれの回答数が少ないので一概には言えないが、やはり介護・福祉関係や営業の関係、建設業の関係などは、やはりブラック率が高いようである。

 

意外だったのはIT関係の人の中でブラックの割合が低かったことである。

 

以前であればIT中でもプログラミングなどは、もっともブラックだろうと思っていたが、今回のアンケートの結果では、そうでもないようであった。

 

f:id:tsuka-2ka:20171110211231p:plain

 

実際にブラック企業で働いた人の声

最後に実際にブラック企業で働いたという人の声を紹介しておこうと思う。

 

こういちさん  男性 46歳  音楽業界

若いころに、音楽の録音スタジオに、技術者として勤務していました。ブラックだった点は、超過労働であった事です。

 

勤務していた会社だけでなく、その業界自体がそういう傾向にあったのですが、レコーディングというものが始まると、レコーディングが終了するまでが仕事であって、10時から仕事が始まり、32時が仕事の終了時間であったという事などが、月に何度もありました。

 

もちろん、月の時間外労働時間は、月60時間を大きく超えるものでした。

 

仕事柄、1回の仕事で残業時間が長くなってしまう事は仕方がないと思っていたのですが、1日の残業が10時間以上という事態になり、また翌日も仕事というのは体力的に無理だと会社に申し出たのですが、それも却下されました。

 

これはブラック企業だと思いました。

 

sayakaさん 女性 24歳 まちづくり事業

市のまちづくりの下請け会社でした。

 

まず、朝は朝市の運営をしなくてはならないので7時くらいに出社していました。

 

また、土日は市のイベントで遠くへ行かなくてはならないため朝はもっと早く4時頃の時もありました。

 

イベントはだいだい土日にあるので、土日も休みはとれませんでした。もちろん早朝、時間外の手当も出ませんでした。

 

また駐車場の運営を委託されていので、夜中に警備をしなければいけないことになっていました。

 

しかし、予算がなく警備会社にお願いすることができずに自分たちで行っていました。

 

そのため、7時に出社して22時くらいに退社し、その後深夜の0時と2時と4時に駐車場の巡回に行き、また7時には会社にいくような生活でした。

 

睡眠時間はほぼとれませんでした。

 

ゆうじろうさん 男性 29歳  電気工事会社

同僚があっち系の人ばかり小規模な会社でした(現場にでる社員が10人程度)が、高卒の人が2人、残りの人は中卒というもの。それだけなら特に問題ないのですが、なんでそういう学歴の方々かというと元ヤンキーの人がほとんどだったから。

 

私以外全員喫煙者、普段からオラついている、怒鳴るのは日常的、時々シバかれる・工具などを投げてくる、昔の武勇伝を披露する、とかそんな人たちでした。当然社員が入ってもすぐ辞める人が多かったです(突然連絡が取れなくなったとかも)。


仕事時間がはっきりしていない仕方ないところもありますが、開始時間や終了時間がまちまちでした。

 

遠方の現場だった場合は6時頃に会社をみんなで出発、ということもありました。終了時間もまちまちで、飛び込みの仕事が入ったときは日付が変わっていたこともありました。もちろん次の日の始業時間は通常通り・・


これは自分が経験したことです。作業中に怪我をしてしまい、全治2か月との診断を受けました。そうしたら周囲の社員は状況を確認しようともせず「お前が悪い」といっせいに非難をはじめ、「病院行ったら会社に迷惑かけること分かってるよね?」と忠告をしてくれました。すぐに病院には行くことができず、翌日自費で治療することになりました。


こちら方面は万年人手不足と聞きますが、正直当然だと思います。自然淘汰を経て健全な業界になるべきだと思います。ちなみに危険が伴う仕事でしたが、給与は手取りで17万を若干下回る程度・・これはブラックでしょう。

 

てるさん 44歳 バス会社勤務

まずは、人が辞めすぎてハローワークなどから、ブラックリストとして登録できないのでお金を支払って求人広告をだすしかないと、聞いたことがあります。

私は約10年勤めていますが、退職した人は、100人近くにのぼります。

 

やはり、みんな辞めてしまう理由は、残業を月に35時間ぐらいしても手取りが20万円ぐらいなのが納得いかないみたいです。

 

拘束時間も、最長で14時間以上の拘束時間があるダイヤもあります。

 

そのほか、有給をとるには、人手不足の為に1日に休める人数がきめられており、抽選で当たらないと有給休暇をとることができません。そのほか、年俸制の為に家族手当、などありません。 事故を起こせば、書類や上司などに怒られたりしてみんな、嫌になってしまいます。

 

ブラック企業についてのアンケートまとめ

ブラック企業についてアンケートを取ってみてわかったことは、なかなか安倍首相がいうように、働き方改革は進んでなく、あちらこちらでブラック企業は、相変わらずはびこっているということである。

 

働き改革が進んでいるのは、大手の企業だけであり、そのしわ寄せが、下請けなどの弱者へ行っているのではないだろうか。